嶋津良智/しまづよしのり(ハピニコマスターヨンヨン)が、子育ての「イラオコ」悩むママのために怒らない技術を伝授!

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嶋津良智/しまづよしのり(ハピニコマスターヨンヨン)が、子育ての「イラオコ」悩むママのために怒らない技術を伝授するオフィシャルウェブサイト

最終更新日:2017年08月24日

書籍特別公開ページ1

他の子を叩いた息子。
怒ったけど、ピンときていないみたい……。
3歳の息子。幼稚園で他の子を叩いてしまい、「そんなことしちゃダメでしょ!」と、怒鳴って頭を叩いてしまいましたが、何で怒られたか分かってないみたい……。神奈川 はるえママ 20代
想いを贈る「ママの大切法」と、
気づきを与える「自分で体感法」で変わる!

 子どもが、お友達を噛んだり、叩いたり、物を投げたり……。ヨンヨンの息子も小さいとき、よく物を投げるクセがあって、とても困った覚えがあるから、心配な気持ちがよく分かるよ。

あなたへのアドバイス。まずは、「時が解決することを悩まない!」。

「うちの子はオムツが取れなくて……」って、悩むママもいるけど、20歳を過ぎてオムツがとれない人はいない(笑)。子どもが噛んだり叩いたり、モノを投げたりするのは、まだ自分の気持ちを上手に伝えられないから。

成長とともに、少しずつ気持ちを伝えられるようになっていく。そうすれば自然に解決していくよ。ただ、「小さいからしょうがない」って、ママが何もしなくていいわけじゃない。子どもが小さいときだからこそ、やってほしいのが「ママの大切法」。

「ママはあなたにお友だちがイヤだと思うことはしてほしくないよ」「ママは、あなたにこんな人になってほしいよ」

 こんな風に、あなたが、「この子が生きていく上で一番大切にしてほしいと思うこと」を、「ママはね」って、自分を主語にして、何度も何度も伝えてほしいんだ。言葉の力って本当にすごいんだよ。ヨンヨンも、「自分がされてイヤなことは他の人にするな。自分がしてもらって嬉しかったことは、ドンドンしてあげなさい」「常に誰かに見られていると思って、正しいことをしなさい」母親から言われつづけたこの2つの言葉が、自分の人生の大きな柱になっているからね。

子どもが分かっても、分かんなくてもいい。ママの思いを伝えつづけることは、子どもが生きていく上で、大きな方向を決める大切なことなんだ。そして、もう1つやってほしいのが「自分で体感法」。これも息子の話なんだけど、「宿題やったのか?」って、子どもにとってちょっとイヤな話をしようとすると、耳をふさいで、

「アー! アー!」って、大声出して、わざと聞こうとしない(笑)。さすがのヨンヨンもイラッとしたから、

「話をちゃんと聞け!」

って、怒鳴ってやろうかとも思ったけど、そこはハピニコマスターヨンヨン。グッとこらえて(笑)……

「よし、分かった。お前がそうするなら、パパもやってみるよ」と言って、息子が話しかけてきたとき、耳をふさいで、

「アー! アー!」ってやったんだ(笑)。

息子は、「人に話を聞いてもらえないイヤーな感じ」を自分で体験して、それからはやらなくなった。効果テキメンだったよ。

 人が何か行動を変えるのって、誰かに何か言われるより、「これはやっちゃダメだな」って、自分で気づくのが一番早いんだよね。お友だちを叩いちゃった場合、ママがつい感情的になって、「何でそんなことするの!」って、怒鳴って頭を叩いたんじゃ、

「叩くのはいけないって言ったのに、ママだって叩くじゃん!」

って、子どもは混乱しちゃうよね。
でも、そこにちょっとしたポイントを加えるだけで、子どもが自分で気づくチャンスを与えられるようになる。 「なんで叩いちゃった?」と聞いてみて、子どもが返事をする。「そっか、叩かれるってどんな感じか知ってる? ちょっとやってみようか」と手を出させて、パシッと叩く。その後、聞いてみる。「どう思った?」「痛かった」子どもが答えたら、「お友だちも同じ。痛かったと思うよ。これからどうする?」「もうやらない」自然に気づけるようになるんだ。

 どちらも同じく子どもを「叩く」んだけど、この違い分かるかな?前者は「ママの感情をぶちまけた」だけ。後者は「何がダメか、子どもに分かるように伝えようとしている」よね。

ってことで、普段から「ママはあなたにこんな人になってほしい」って、伝え続けること、そしていけないことをやったときには、出来る範囲で体感させて、子ども自身に気づかせること。この2段構えでカンペキ!